シャッターが重くなるのはなぜ?

今回はシャッターが重くなった事について紹介します。

「シャッターが重くなった」と言う相談は大半が手動シャッターです。

手動シャッターとは手動で開閉するシャッターのことです。

シャッターの面の部分(スラット)に両手で手をかけシャッターボックス内のバネの力を利用して開閉します。

この時フック棒を利用すればより開閉しやすくなります。

色々なシャッターがありますが大半がこのタイプの手動シャッターが多いです。

やはり、長年使ってると開閉時に不具合が起きてしまいます。

どんなケースやどんな症状・原因・解決策があるか紹介していきます。           

スプリングが劣化している。

スプリングシャフト(バネ)とは巻き上げ時の動力部分です。

バネを利用しているので長年使っていると上がる力が弱くなくなってしまい重く感じてしまいます。

弱くなったまま使い続けていると上に上げたつもりがズルズルと落ちて来てしまい大変危険です。

使う頻度・メンテナンスにもよりますが、寿命は10年から15年です。

手動シャッターは手で上げ下げするので個人個人の使い方によってバネの痛み方・寿命も変わってきてしまいす。

バネの錆びが原因。

錆びが発生してしまうと重くなりやすいです。

解消方法としては直接バネに注油したりバネそのものを再度調整するやり方があります。

調整しても変わらない場合はスプリングの寿命や破損の可能性が高いです。

スプリングシャフトは隠れているのでメンテナンスや調整の時は専門業者に相談しましょう。

 

潤滑油の不足

潤滑油はスラットとレール(ガイドレール)の摩擦を軽減させる役割があります。

①長年使っていると潤滑油が不足してしまいスラットとレール(ガイドレール)の摩擦力が大きくなってしまいます。

②潤滑油が不足してしまうと金属の擦れる音が鳴り始め、重いだけでなく音で近隣にも迷惑がかかってしまう事もあり得ます。

③錆が発生しやすくなり破損する恐れもあります。

それらは定期的なメンテナンス(注油)を行うことで解消されます。

自分で注油する場合はゴミなど綺麗にしてから注油しましょう。

油はシリコンスプレーの使用をおススメします。

それでも解消されない場合は違う箇所の原因が考えられます。

定期点検・メンテナンスを専門業者に頼む事もできます。

 

シャッターの変形・不具合

シャッター(スラット)の変形によって重たくなってしまった場合。

変形してしまう主な原因は人的ミス・自然災害があります。

シャッターは物の衝突や強風で変形してしまう事があります。

変形してしまうと重く感じ音が鳴ります。

 

シャッター(スラット)がズレてしまっている。

スラットは蛇腹状の板を繋ぎ合わせているので繋ぎ合わせてる部分が甘いと段々とズレてしまいます。

この状態で使い続けると他の箇所に擦れてしまいより危険な状態になってしまう可能性があります。

もしくは開閉しなくなってしまいます。

 

ガイドレールの変形・腐食。

ガイドレールが変形してしまうと引っかかってしまい上がりずらくなり重たいと感じます。

腐食してしまっている場合も同じです。

この状態で使っているとどんどん悪くなってしまいシャッター(スラット)部分も悪くなってしまいます。

この場合多くは部分交換になります。

 

どのように使えばいいのか?

重い・音が鳴ると言う症状は日々の中で一番感じやすいかと思います。

では、どのようにすればより長く安全に使えるか?

まずは開閉する時に注意してください。

上げるときは勢いよく上げずに両手で左右均等に上げ最後はフック棒を使ってください。

片方だけに力が入ってしまうと斜めになってしまい巻き上げが上手くいきません。

そのため重く感じてしまいます。

下げる時も同じです。

無理に下げてしまうと勢いよく下りてきてしまい思わぬ破損や事故に繋がってしまいます。

バネを使って開閉をしているので無理な開閉の仕方はシャッター全体の痛みも早く危険です。

次に日々のメンテナンスをする事で長く使える事もあります。

ガイドレールのゴミをこまめに掃除したり音が鳴りだしたり重く感じる時は潤滑油を活用しましょう。

注油の仕方はゴミなどを綺麗にしてからガイドレールにシャッター(スラット)が通る位置に吹きかけてください。

または、シャッターを下ろしてガイドレールに擦れてる部分に吹きかけてください。

潤滑油はホームセンターで売っているスプレータイプの物を使ってください。

シャッター(スラット)の掃除の仕方は汚れが軽い場合は濡れた布などで汚れを拭き取った後、乾いた布で拭いてください。

汚れが酷い場合は水洗いしてください。

この時屋内に水が入らないようにしましょう。

水洗いでも落ちない場合は薄めた中性洗剤を布やスポンジで拭き取ってください。

(注:硬いものや目が粗いもので拭かないでください。傷や錆びの発生に繋がります。)

拭き終わりましたら十分に洗剤と水分を拭き取りましょう。

(注:拭き残しがあると錆びの原因に繋がります)

あくまでも汚れている場合なのでシャッターが腐食したり破損してる場合はやめましょう。

まとめ

今回はシャッターが重たくなる事について紹介しました。

手動シャッターは価格も施工時間も電動シャッターに比べ抑えられるため一般家庭では多く使われております。

ですが、決して安い商品ではないので付けて終わりではなく付けてからどうすればより長く安全にお使い頂けるかだと思います。

注油やこまめにゴミを取り除く事や掃除は自分で出来る範囲であり、これらの事をする事により重たい・音が鳴る等は軽減されます。

しかし、消耗品なので寿命や破損は付きものです。

手で上げ下げ出来るからと言って実際は軽い商品ではありません。

重い状態のまま使い続ける事はより悪化する可能性もありますし重大な事故につながる可能性もあります。

早め早めに対処する事でコストも抑えられます。

不安を感じた時は専門業者に相談してください。

より安全に長く使えればと思いますので信頼のおける専門業者をお探しください。

 

最後に、株式会社エースシャッターは荒川区にあるシャッターの事を全般に扱う会社です。

お客様に安心して任せて貰えるように日々努めておりますので些細な事でもまずはご相談に乗ります。

従業員にはさまざまな資格を持つものもおりますのでご気軽にご相談ください。

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