シャッターの耐用年数は?寿命は?

 

 

シャッターの耐用年数ってどのくらい? 

シャッターは住宅・工場・店舗など多くの建物に設置されています。

その目的として防犯・防音・自然災害から守ってもらうために設置します。

用途に合わせ色んなタイプのシャッターがあり目的によっても変わって来ると思います。

では、設置してどのくらいの年数・何回使えるのか?

そんな疑問も多いかと思います。

今回は耐用年数について紹介していきたいと思います。

種類によって耐用年数は違う

シャッターには色んな種類があり種類によって耐用年数も耐用回数も変わってきます。

シャッターの種類と種類別の耐用年数・耐用回数を確認していきます。

軽量手動式シャッター

・軽量手動式シャッターは両手で上げ下げするシャッターです。

主に店舗・個人住宅・ガレージなど間口が狭いところに多く設置されています。

軽量シャッターのスラットの板厚は厚くなく防火用としての機能はありません。

耐用年数 10年

耐用回数 5000回

軽量電動式シャッター

・モーターを使って開閉を行うシャッターです。

手動のタイプから電動化に出来ます。

主に軽量手動式シャッターと同じような場所に設置されています。

軽量シャッターと同じく防火用としての機能はありません。

耐用年数 10年

耐用回数 5000回

重量手動式シャッター

重量シャッターはスラット厚が1.6ミリ以上あるものが重量シャッターです。

防犯・防火・防煙・防水に対応できるようになります。

常時開放状態で火災が発生した場合閉鎖します。

火災時以外の閉鎖は専門業者の立ち合いが必要です。

主に工場・デパート・駅など間口が大きく防火区画になっている所に設置されている場合が多いです。

耐用年数 15年

耐用回数 2000回

重量電動式シャッター

電動式も手動式と同じでスラット厚が1.6ミリ以上あるものです。

煙・熱を感知器から信号を受けて自動で閉鎖します。または自動閉鎖装置の非常用のボタンを強く押すと自重降下します。

主に手動タイプと同じような場所に設置されています。

耐用年数 15年

耐用回数 1万回

グリルシャッター

スラット部分がパイプで出来ているシャッターです。

吹き抜けのため通気性はいいですが防犯面には向いていません。

主に駐車場の入り口・店舗に設置されています。

耐用年数 10年

耐用回数 30万回

窓シャッター

窓ガラス部分に設置されていて防犯面を高めます。

台風時にも効果的です。

耐用年数 10年

耐用回数 7000回

シートシャッター

シャッターのスラット部分がシートで出来ているシャッター。

空調効果・防虫・粉塵・開閉効率アップなどが見込めます。

主に工場・物量センターなどに設置されています。

耐用年数 5年

耐用回数 30万回から50万回(本体部分)

電動式なので部品によって耐用回数が変わります。

オーバースライダー

跳ね上げ式門扉のシャッター

電動式と手動式があります

主に駐車場の入り口・物量センターなどに設置されています。

耐用年数 10年

耐用回数 1万回

 

このようにシャッターの種類によって変わってきます。

更に電動シャッターの場合ですと本体以外にも確認しといた方がいい箇所があります。

障害物検知装置

通常の乾電池の寿命は1年が目安です。

リチウム電池の寿命は10年が目安です。

定期的に交換しないと正常に動かなくなる場合があります。

*電池の寿命はあくまでも目安で使う頻度にもよります。

防火シャッターの危害防止機構

危害防止機構とは火災発生時に避難する際に巻き込み事故を防ぐために必要で法律にも決められている事です。

危害防止機構の連動中継器に用いられる蓄電池の寿命にも注意しましょう。

蓄電池の交換をしないと正常に動かなくなります。

4年から5年です。

 

シャッター用非常電源蓄電池設備

非常電源蓄電池設備とは非常時に閉鎖したシャッターを壊さずに消防放水圧にて外部から解放する装置です。

蓄電池をしようして非常時に作動させます。

この蓄電池には寿命がありタイプによりますが3年から5年で交換してください。

使えないままにしてしまうと非常時に作動しなくなってしまいます。

 

シャッターの寿命が近いサインは?

耐用年数が設定されてるからと言ってもあくまでも目安です。

耐用年数前に寿命が来てしまう事もあります。

では、どんな時に寿命が近いのか?

主に手動シャッターの場合

・上げ下げが重い

・上げても落ちて来てしまう

・異音がする

・腐食や錆が目立つ

・鍵が掛からない

主に電動シャッターの場合

・シャッターが設定した位置で止まらない

・開閉機から異音がする

・スイッチを押してないと動かない(押し切り)

・いきなり動かなくなってしまった

などの症状が出でいたら寿命の可能性が高いです。

シャッターの寿命は長くなる?

シャッターの耐用年数は決まっていますが使い方・頻度によっても長くもなり短くもなります。

耐用年数以上に使うには日々のメンテナンス・適切な開閉でシャッターは長く持つ場合が多くあります。

特にメンテナンスは必要です。

メンテナンスしていない場合だと耐用年数になる前に不具合が起きてしまい動かなくなることもあり得ます。

*自分で出来る簡単なメンテナンス

・定期的にゴミを掃除する事も大事です。

砂埃やゴミが詰まってしまって故障の原因にもなります。

・定期的に注油する。

動きが悪くなったまま使用していると開閉がスムーズにいかず無理やり開閉する事になります。

そうすると今まで何もなかった所まで負担がかかってしまいます。

高いところや危ない箇所のメンテナンスは無理にやらないようにしましょう。

点検や細かいことは専門業者に相談しましょう。

まとめ

今回は、シャッターの寿命についてのお話をさせて頂きました。

種類によって耐用年数も耐用回数も変わってきます。

そして使い方によっても長くも短くもなります。

日々のメンテナンスをする事により気になる点・不具合も見つけやすくなります。

一番はより安全に今ある物を長く使える事が大事だと思います。

 

株式会社エースシャッターは荒川区にあるシャッター全般を扱う専門業者です。

さまざまな経験と資格を持っている従業員もおります。

今ある物を使える範囲で修理・定期点検・メンテナンスも得意です。

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