電動シャッターが動かない

 

電動シャッターが正常に動かなくなってしまった。

シャッターと言われ思い浮かぶのは手で上げ下げする手動シャッターが多いと思います。

しかし、最近は電動シャッターの設置も増えてきました。

電動シャッターにも色んな種類があります。

手動ではない分電気を使うので電気関係の不具合が生じます。

過去にも電動シャッターについて紹介させて頂きましたが今一度電動シャッターについて紹介させて頂きます。

どんなものでどんな故障があるのか・故障した時どうしたらいいのかなど。

色々な事を紹介させて頂きます。

 

電動シャッター

よく見かける「手動シャッター」は手とフック棒で上げ下げするシャッターの事を言います。

シャッターボックスの中にあるバネの力を利用して開閉します。

「電動シャッター」は電気を動力として機械で開閉するシャッターです。

リモコンや押し釦で開閉も可能になり防犯面にも優れています。

電動シャッターの種類

電動シャッターがあるシャッターの種類

軽量電動シャッター

・個人宅や車庫や間口が狭い場所に設置される事が多いです。

 防犯目的

重量シャッター

・工場やデパートや間口が大きい場所に設置される事が多いです。

 スラット厚さが1.6ミリ以上のものを重量シャッターと言います。

 防犯・防火・防水効果があります。

グリルシャッター

・店舗やガレージなどに設置されている事が多いです。

 デザイン性が高く開放感があります。

 スラット部分が板ではなくてパイプで出来ているもの。

 軽量・重量があります。

オーバードア

・メーカーによって名前が変わります。

 ガレージや搬入口などに設置されている事が多いです。

 シャッターは巻き上げられて開閉しますがオーバードアは天井に沿って開閉されます。

 跳ね上げ式のシャッターです。

シートシャッター

・工場や精密機器や人の出入りが多い所に設置されている場合が多いです。

 一般的なシャッターとは違って面の部分がシートになっていて開閉速度が速いのが特徴です。

 高気密性も高く空調効果もたかいです。

 防音・防虫効果・ホコリやゴミの侵入を防ぐ効果があります。

窓シャッター

・住宅などにある窓に設置されているシャッター。

 雨や風から窓ガラスを守る効果があります。

 台風時に飛来物から守る効果もあります。

 防犯・防音効果があります。

動かなくなった(故障ではない場合)

急に動かなくなってしまう場合があります。

急に動かなくなると故障だと思ってしまいますが故障ではない場合もあります。

・停電やコンセントが抜けている。

 ブレーカーが落ちている。

 A.電源・ブレーカーのオンオフを確認してオンにすれば動きます。

・シャッターを連続で開閉してる場合。

 電動シャッターは機械に付いているモーターがあるので連続して使っているとモーターの温度が上がってしまい保護装置が作動 して動かなくなります。

 A.モーターが冷えるまで時間を置くと動きます。

・リモコンで動かない。

 リモコンの電池がない場合。

 リモコンの操作位置が遠い場合。

 A.リモコンの電池を交換します。

  一度シャッターの近くで操作してみましょう。

ゴミが溜まっていて操作が出来なくなっている。

 A.ゴミやホコリが溜まっているとスムーズに操作できなくなってしまうのでこまめに掃除しましょう。

・ボタンを押してないと動かない。

 A.障害物検知装置が付いている場合ですと電池が消耗してる場合があるので電池を交換すると直ります。

手動操作に切り変わっている場合

A.電動シャッターだと災害時に手動で動かせるために切り替えが出来ます。

 確認してみてください。

寒い地域に設置されているシャッターにたまにあるのが急に動かなくなる。

A.凍結してる場合があるので凍結が直るまでは動かすのを控えましょう。

このように故障ではない場合も多々あります。

解消されない場合は他に原因が考えられます。

電動シャッターが故障している場合

・スラット・レール・ガイド口の変形や破損

変形・破損があるとシャッターがスムーズに動かなくなります。

経年劣化や物の上に下してしまうとなります。

この場合変形している箇所だけ部分交換できる事もあります。

・シャッターが開閉しない(動かない)

モーターの寿命。

モーターが寿命になってしまうと動かなくなってしまいます。

応急処置としてはモーターを交換するまで手動に切り替えて開閉する事です。

他には物の上に下してしまって動かなくなってしまう場合です。

シャッターは止まる位置を設定しているので降りようと動きます。

その結果シャッターボックスの中でスラットがダブってしまいます。

慌てて開放ボタンを押してしまうともっと悪化してしまい動かなくなってしまいます。

この場合は専門業者に相談するのがいいです。

無理やり動かすと危険です。

・シャッターが斜めになっている

長年使っているとシャッターが斜めになってしまう場合があります。

主に老朽化が原因です。

スラットを巻きつけているシャフト・スラットを吊っている吊元が悪い場合が多いです。

この状況で使っているとどんどん症状も悪化する可能性があります。

修理・部分交換で解消するのがいいでしょう。

・リミットスイッチの故障

リミットスイッチが故障してしまうと決めた位置で止まらなくなります。

調整する事によって直る場合もありますが調整しても変わらない場合は交換してください。

・異音

異音には色々な原因があります。

油切れ・スラットの横ズレ・機械からの異音。

油切れの場合は注油する事で解消されます。

スラットが横ズレしている場合はズレている箇所を直すと解消されます。

スラットが横ズレしているまま使っていると擦れている箇所に不具合が出てしまいます。

機械(モーター)から異音がする場合は経年劣化の可能性が高いので交換した方がいいです。

・ブレーキ機構が摩耗している

モーター内部のブレーキ機構が摩耗の老朽化によって故障している。

ブレーキが故障していると大変危険です。

止めた位置で止まらずにズルズルと落ちて来てしまいます。

この場合モーターを交換するのがいいでしょう。

まとめ

電動シャッターはリモコン・押し釦で簡単に開閉出来てとても便利です。

施工も早ければ一日で出来ますし防犯面も手動に比べ高いです。

その分手動シャッターより工賃は高くなります。

電気を使っているので手動シャッターより動かせなくなる時もあります。

電動シャッターは故障なのか故障じゃないのか判断しにくい場合もあります。

自己判断で色々やってしまうと最悪上げ下げ出来なくなってしまい修理費もかかってしまう事もあります。

電気を扱うので知識もあり資格を持っている専門業者に依頼するのが一番です。

 

株式会社エースシャッターは荒川区にあるシャッター専門業者です。

少人数ですが資格を持っている者もおります。

主に修理・施工・メンテナンス・点検などシャッター全般を行っています。

「今ある物を長く」「お客様により安全に使ってもらう」をコンセプトに。

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