シャッターに起こりうるトラブル

 

シャッターのトラブル

シャッターは色んな所に設置されていてとても重宝されています。

防犯・防火などの役割があり種類によっても他の役割が沢山あります。

設置して日が浅い内は問題なく快適に使えますが年数が経つと様々なトラブルが起こります。

シャッターの種類によってトラブルは変わってきますが弊社が経験してきた代表的なトラブルと解決策を紹介していきたいと思います。

よくあるトラブル

シャッターが重い

スプリングが劣化している

よくある事例

金属疲労によってバネの力が弱くなってしまっている

長年設置していて錆び付いている

経年劣化でスプリングシャフト自体が破損している

 

スプリングの場合は経年劣化やメンテナンス不足が主な原因です。

劣化してしまうと破損・腐食などしてしまい巻き上げるバネの力も弱くなってしまい重く感じてしまいます。

重たいシャッターを使い続けていると巻き上がりの力が弱くなりズルズル落ちて来てしまい大変危険です。

・改善方法

スプリングの改善方法はバネの巻き直しで直る場合もあります。

巻き直しても直らない場合はスプリングを交換すると改善されます。

シャッター(スラット・ガイドレール)が変形や劣化

よくある事例

経年劣化

腐食している

人的ミス(物をぶつけた・車でぶつけた)

普段の使い方が雑など

 

スラットが変形・腐食していると巻かれていく時に上手く巻かれていかなので重たく感じてしまいます。

ガイドレールが変形している場合スラットが巻かれていくときにスムーズに上がらず重たく感じてしまいます。

スラット・ガイドレールなどが変形しているのが酷い場合には最悪開閉が出来なくなってしまいます。

・改善方法

変形している部材を交換するのが一番です。

しかし一式交換となると費用もかかるので変形している部分のみの交換も出来ます。

スラットが横ズレしている

横ズレとはなにか?

スラットは何枚もの板が蛇腹状になっており連結部分がズレたり破損したりすると横にズレてしまいます。

横ズレを起こすと開閉時にガイドレールやブラケット(シャフトを乗せている部材)に干渉して重たく感じます。

放っておくとスラット自体も破損しますが干渉している部分も破損してしまいます。

改善策

・シャッターケースを開けて横ズレしている部分は左右対称に直します。

この作業は高い所で行うため専門業者に依頼しましょう。

破損部分があれば部分交換も可能です。

 

・潤滑油が不足している

潤滑油はスラットとガイドレールの摩擦を軽減させる役割があります。

長年使っていると潤滑油が不足するので摩擦力が大きくなります。

そのため重く感じてしまいます。

重く感じるだけではなく錆び・異音も発生してしまいます。

 

改善策

・ガイドレールを綺麗にしてから潤滑油をします。

見えない箇所や高所の場合には専門業者に依頼しましょう。

その時に点検も依頼すると尚の事いいでしょう。

 

・吊元が破損したり外れている

吊元とはスラットとシャフトを繋ぐ部材です。

主な原因は経年劣化や普段の使い方です。

吊元が歪んだり外れていると巻かれていかないので重たく感じてしまいます。

改善方法

・吊元が破損している場合は吊元だけの交換もできます。

 

シャッターが重い原因には色々あります。

重たいまま使っていると開閉も大変ですし破損個所も悪化してしまうので早めに対処しましょう。

*電動式の場合は電力を使って開閉を行うので重たい症状は感じないかと思います。

シャッターが動かない

*手動シャッターの場合

・シャッターのスラットがズレて引っかかっている

主な原因(経年劣化・潤滑油不足・変形・外部からの衝撃)など色々な原因があります。

 

変形や腐食しているとどこかに引っかかり動かなくなる場合があります。

改善方法

まずはズレている原因を確認します。

一部部材の不具合なら部分交換や修理でも改善されます。

経年劣化の場合ですと傷んでる箇所の交換や更新をした方がいいです。

無理に動かしてしまうと悪化してしまう可能性があります。

・鍵が中途半端に開錠されている

手動シャッターには鍵が付いているので開錠が中途半端のままでシャッターを開けてしまうと引っかかって動かなくなります。

改善方法

鍵はセキュリティなので専門業者に依頼するのが一番です。

電動シャッターの場合

・電気が来ていない

ブレーカーが落ちていることが多々あります。

例えば停電した後にブレーカーをあげていない場合もあります。

まずはブレーカーを確認しましょう。

・開閉機(モーター)の異常

モーターは消耗品のため耐用年数や耐用回数があります。

そのため不具合ももちろん出てきます。

異音や普段と違う動きをしている場合には気を付けましょう。

開閉機が原因の場合は開閉機だけの交換ができます。

・リモコンの電池がない

使う頻度によって電池の残量は変わりますが電池がない事も多々あります。

・光電管センサーが障害物を感知している

光電管の目の前に障害物があると反応してしまって動かない。

光電管が汚れてしまっている。

上記以外で動かない場合は光電管自体が壊れているか接続先の不具合がでます。

・安全スイッチが感知している

安全スイッチに干渉している

安全スイッチが壊れている

経年劣化などがあります。

不具合が生じたら安全スイッチの交換をした方がいいです。

電動式の場合は電気を使っているので電気系統のトラブルが多々です。

 

シャッターから異音がする

・潤滑油が不足している

不足していると金属が擦れる摩擦が増えるので金属が擦れて異音がします。

注油や定期点検を行う事で軽減されます。

・開閉器(モーター)の故障

開閉器の寿命が近い場合に異音がします。

開閉器から音が出始めたら交換時期です。

・スラットがズレている場合

スラットがズレているとガイドレールやブラケットに干渉して異音がします。

電動式なので専門業者に依頼して解消してもらいましょう。

シャッターを物の上に下した

シャッターラインに物があるのに気づかず下ろしてしまう事が多々あります。

手動の場合は人が人力で行うので多くはありませんが下ろしてしまったらスラットやガイドレールが破損してしまいます。

電動式の場合は電気を使って開閉をするので閉鎖動作を続けたまま物の上に下すことが多々あります。

下し続けてしまうとスラットがシャッターケースの中でダブってしまいシャッターが使えなくなってしまいます。

よくあるのが慌てて上げてしまい更にスラットがダブってしまい大掛かりな工事になってしまいます。

長く使うには

シャッターは消耗品ですが扱い方によっては長くも短くもなります。

日々の使い方や不具合を感じたら使い続けづ早めに対応する事でコストも時間も軽減できます。

不具合を感じていたのに使い続けていると更なる破損や故障が発生してしまいコストも時間も掛かってします。

一番怖いのが事故が起きてしまうことです。

早め早めに対処する事が長く使えます。

後は、メンテナンス・点検を行うのも効率的です。

自身で出来る事もありますが信頼のおける専門業者に依頼して行うのもいいです。

 

株式会社エースシャッターは荒川区にあるシャッター専門業者です。

「今ある物を長く使えるように」「お客様に丁寧な対応」を心がけております。

専門的な資格を持っている者もおりますので不安な事や疑問な事がありましたら些細な事でもご相談下さい。

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