シャッター修理の注意点とは？修理のタイミングや業者選びのポイント

シャッターを修理するタイミングと見極め

冒頭で、10年に1度は修理が必要とお伝えしましたが、5年に1回程度はプロの目で定期点検をするのが理想です。つまり重要なのは“完全に壊れる前に修理をする”ということ。

シャッターの不調がある場合、開閉時によく分かります。シャッターを開閉した際に、スムーズに動かず、引っ掛かりがあるような動きであれば、レールが錆びていたり、ゆがんだりしている可能性が高いです。また、鍵のしまりが悪いのであれば、内部のワイヤーが歪んでいることが考えられます。

日ごろ使用するのにそこまで問題ないように思えても、見えないところが傷んでいる、ということもよくあるので、5年に1度はプロに点検をしてもらいましょう。点検の際に不調が見つかれば、修繕費用が掛かります。ですが、小さな不調を放っておくと別のところに大きな負担がかかって壊れたり、雨漏りによって表面だけでなく内部まで錆びたりするので、早めの対策をすることで結果的に安く済ませることができます。

自分で修理するのはアリ？

自分で修理ができれば、部品代のみでいいのでかなり安く仕上がります。ですが自分で修理をするとなると、事故やさらなる故障に繋がる可能性があります。そうなれば、余計に時間や費用が掛かってしまうので本末転倒です。シャッターの大きさや素材、様式によって修理方法や工具を変える必要があるので、知識がある場合でない限りプロに頼んだほうが良いでしょう。

業者選びのポイントは？

シャッターの修理業者は大きく分けて、“全国にチェーン店を持つ大手のメーカー”と“地域密着型の個人の修理業者”の2種類に分けられます。それぞれどちらにもメリットとデメリットがあるので、自分の希望に合った業者を選ぶようにしましょう。

まず、大手メーカーの場合、マニュアルがあり、信頼性が高いということが一番のメリット。不必要な修理の押し売りはなく、アフターフォローもしっかりしています。また、基本的に年中無休で深夜も対応してくれるので、緊急時には大手メーカーがおすすめ。デメリットは、価格が高いということです。

個人の修理業者の場合、やはり価格の低さがメリットです。卸売業者を通さず、部品などを調達するので、大手メーカーより2～3割も安くなることがあります。しかし、職人さんの数が少ないので、予約が取りにくい、修理に時間がかかる、などのデメリットがあります。

信頼できる業者を見分けるためには、現地調査をしっかりと行い、打ち合わせの時間をちゃんと取ってくれるか、ということを確認しましょう。中には、こちらが希望してない範囲まですべて完璧に直そうとする業者もいます。一方的に「ここを直します。これだけかかります。」というのではなく「ここの修理は必須です。あと、ここも傷んでいますが、修理はどうしますか？」というように、こちらの意見を尊重してくれる業者は信頼できます。

修理費用を抑えるためには？

費用を抑えるために、数社から見積もりを依頼しておくと良いでしょう。インターネットで一括見積をすることもできるので、最低でも3社は見積もりをとりましょう。またマッチングサイトで、希望に合った業者を選出することも一つの手です。そういったツールによってある程度業者を絞り、実際に見積もりをとり、交渉してください。何も知識がないと「言われるがまま高額の修理費用を払ってしまった」なんてことになります。

例えば、シャッターの上りが悪いときに、「全部交換した方がいい」と言われたとしましょう。でも、もしかしたら、シャッターを持ち上げるバネを交換すれば、問題が解決できるかもしれません。こちらもある程度原因と対策方法を勉強し、いくつかの選択肢を用意して、交渉や提案をすることで、不必要な修理を避けることもできます。

まとめ

シャッターは、いつかは壊れてしまうもの。ですが、定期的なメンテナンスをしっかりと行えば、故障は最小限に抑えることができます。それでも、もし大きな故障してしまった場合には、今回紹介した業者選びのポイントを抑えて、自分にぴったりとあった修理業者を見つけてくださいね！

株式会社エースシャッターは、東京都荒川区にあるシャッターの修理、メンテナンスの会社です。2011年の設立以来、累計修理件数は2,000件超え。確かな実績と高い技術で、様々なトラブルを解決してきました。都内だけでなく、千葉県西部、埼玉県南部まで出張可能ですので、このエリアでシャッター修理会社を探している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。