定期的にすべきシャッターのメンテナンスとは?

定期的にすべきシャッターのメンテナンスとは?

 

商業施設や大規模な建物には必ずどこかにシャッターが設置されていると思います。メーカーによって耐久年数は違いますが、シャッターには寿命があり、約10年と言われています。建物の中にあるのか外にあるのかでも変わってくるのですが、もちろん外に設置されているシャッターの方が劣化は早め。ですが、実は定期的なメンテナンスをすることで寿命を伸ばすことができます。

そこでこの記事では、定期的にすべきシャッターのメンテナンスについて詳しく解説していきます。「これまでシャッターのメンテナンスは特に何もしてこなかった」という人は、ぜひ最後まで読んで、今日からでも実践してくださいね。

定期的にすべきシャッターのメンテナンス

錆のお手入れ

多くのシャッターは金属製なので、錆びやすいという特徴を持っています。 錆び付くのを防ぐために、日頃から乾いた布でシャッター表面を拭くようにしましょう。また、すでに錆びついてしまった場所はサンドペーパーを使ってこすり取ります。このときにサビついていない場所も一緒に削ってしまわないように十分注意してくださいね。

汚れを見つけたらすぐに拭き取る

特に外に設置されているシャッターは雨風の影響を受けやすく、すぐに汚れてしまいます。汚れに気づいていたにも関わらずそのまま放置していると、次第にこびりついて取れなくなります。発見した時にすぐ水拭きをすれば、簡単に汚れは取れますよ。

半年に1回の大掃除をする

いくら定期的に汚れを拭き取っていても、少しずつ汚れは溜まっていってしまいます。そこで、半年に1回のペースで、中性洗剤を使ってシャッターを水洗いしましょう。水洗いする時はシャッターを完全に閉めた状態で、外側から洗っていきます。電動シャッターを水洗いする時は、電子ユニットがあるシャッターボックスの近くは避けましょう。

このとき金属たわしやスチールウールを使ってしまうと表面に傷がついてしまうので、柔らかい布を使いましょう。また水洗いした後は、きちんと水気を拭き取らないと錆の原因になってしまうので注意してくださいね。

シリコンスプレーをさす

シャッターの開け閉めがしづらい場合や毎回キーキーと異音がなる場合は、シャッターを巻き取るレール部分に油が足りていない証拠です。滑りを良くするために、シリコンスプレーをさしてみましょう。ついつい潤滑油をさしてしまいそうになりますが、実はシャッターには潤滑油は向いていません。というのも、潤滑油を使ってしまうと、シャッターの両サイドがベタベタになったり、潤滑油にゴミが付着して開け閉めが余計しづらくなったりする可能性があるからです。

シリコンスプレーは、表面にシリコンの膜を作るもので、すぐに乾いてベタベタしないので、シャッターにはぴったりです。シリコンスプレーを吹きかける前に、レールに溜まったゴミをできる限り取り除くことで、より効果を発揮することができます。

鍵穴のメンテナンス

多くのシャッターには鍵がついていますが、鍵がかけづらくなる事例は珍しくありません。防犯対策のためにも必ず鍵はかけた方がいいのですが、時間とともに鍵穴に汚れが溜まってしまうのは仕方のないこと。なので、先が細いピンなどで定期的に鍵穴を掃除してください。ある程度のゴミが取れたら、鍵専用スプレーを鍵穴にかけておくといいでしょう。

異常を感じたらプロの業者に修理を依頼しよう

例えば、シャッターが左右均等におりてこなくなったり、鍵をかけづらくなったりしたら、なるべく早めにプロの業者に修理を依頼しましょう、異常に気づいているのにも関わらずそのまま放置していると、その症状は悪化する一方。開け閉めしづらいのに無理やりひっぱってしまうことで、更に調子が悪くなります。症状が軽いうちに修理することで、時間も費用も抑えることができます。

シャッター修理を専門に行っている業者は全国にあるので、自分で直そうとせずプロに任せましょう。

まとめ

これまで定期的なシャッターのメンテナンスをしていた人は一体どれほどいたでしょうか?「導入したら終わり」ではなく、少しでも良い状態で長く使い続けるためには日頃のメンテナンスが欠かせません。「汚れに気付いた時にすぐに拭き取る」「半年に1回大掃除をする」など、どれも簡単にできることばかりなのでぜひ今日から実践してくださいね!

株式会社エースシャッターは、東京都荒川区にあるシャッターの修理、メンテナンスの会社です。法人・公共施設だけでなく、集合住宅・個人宅の修理点検実績も多くあるので、どんな種類のシャッターでも対応可能。防火シャッターの定期点検には必須の資格である”防火設備検査員”が在籍しているので安心です。都内を中心に、千葉県西部、埼玉県南部にも出張いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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