シャッターが重たい時はどうすればいいのか?

 

 シャッターが重くて開閉が困難

シャッターは沢山の場所に設置されています。

商店街・お店の入り口・住宅の駐車場・工場などさまざまな所にあり見かける機会も多々あります。

シャッターには手で上げ下げして開閉するシャッターと電気式でリモコンや押し釦や遠隔操作などで開閉するシャッターがあります。

主に間口が狭い人の出入りする所や住宅の駐車場には手で上げ下げ出来る手動式のシャッターが多いです。

手動シャッターを年々使っていると重くなってきて開閉するのが大変になってきます。

では、なぜ重くなってしまうのか?

重くなってしまった場合にはどうするの?

などの原因や解決策などを紹介していきたいと思います。

 


原因と解決

手動シャッターの開閉時は手で上げ下げします。

人力で開閉するので年々使っていると重たく感じ上げ下げが大変になる事があります。

個人差や使う頻度環境によって変わってきますが3年から5年で重たく感じる事があります。

原因としてまず上げられるのがスプリングシャフト(バネ)の劣化・寿命・錆びです。

シャッターはバネの力を使って巻き取られていいきます。

バネが劣化していたり錆びついていたら巻き上げる力が弱くなってしまい重たく感じてしまいズルズル落ちてくる事もあります。

そもそもスプリングシャフト(バネ)は見えないところに取り付けられているので外部からではどれだけ劣化しているのかはわかりません。

一番の解決策はスプリングシャフト(バネ)を交換するのが一番いいのですが場合によってバネの調整で軽くなる事もあります。

・バネに直接注油して少しでも滑りをよくする方法

・バネの巻き上げ調整をする方法

・スラットの枚数を減らす(スラットの枚数が多いと出来ます)

(*この内上二つの方法はスプリングシャフト(バネ)が原因と耐用年数以内場合です。

破損・耐用年数を超えている効果はありません。)

これらの方法は専門業者に依頼して行ってください。

シャッターのバネの力はとても強く劣化しているからといっても危険です。

最悪の場合大きな事故になる事もあります。

スラットが原因

シャッターは長い板が何枚も連なって出来ていてその部分をスラットといいます。

手動シャッターの場合スラットの厚さは分厚くない事が多いため風や少しの衝撃で変形してしまう事もあります。

変形してしまうとガイドレールに干渉してしまい重たく感じたりスラットが上手く巻かれていかなくなり重く感じます。

長年使っているとスラットが横ズレを起こしている場合も有り重たく感じます。

横ズレを起こしていると左右どちらかにスラットがズレてしまい至る所に干渉して擦れてしまいます。

そうなってしまえば擦れてしまって重く感じたり最悪の場合には擦れている箇所が破損してしまう事があります。

主に変形していると開閉時に異音が鳴る事も多々あります。

改善方法は変形箇所の交換をすると改善されます。

スラットは一面交換しなくても破損個所だけ外せて交換出来るので部分交換できます。

横ズレの場合もズレている箇所を戻す作業で改善されます。

破損していれば一部交換した方がいいです。

錆び

錆びが出てしまうと傷んできている証拠です。

特にスチールシャッターだと長年使っていると錆が出ます。

破損個所も増えてシャッターの可動の妨げになり重く感じたり腐食してしまいます。

錆びが出る前に早めに対策する事も大事です。

それでも外に面しているシャッターだと出てきてしまう事もあります。

錆びが酷くなる前に錆び落とし専用の洗浄スプレーで落とし錆び止めをしましょう。

錆びが広範囲だと落とし切れないので交換するのが一番です。

錆びの範囲にもよりますが全部・一部といった気になる箇所だけでも出来ます。

*破損が激しいと部分交換出来ない場合もあります。

潤滑油不足

潤滑油が不足しているとシャッター(スラット)が巻き上がる時に通るガイドレールと余分な摩擦が起きてしまい重くなってしまいます。

摩擦が大きくなってしまうと「キーキ―」「ギーギー」と音が鳴ってしまいます。

異音がしている時は大体が油切れです。

スプリングシャフト(バネ)の油切れもあります。

改善させるには油切れの所に注油すると改善されます。

主にガイドレール・スプリングシャフト(バネ)にすると効果がでます。

自身で出来る箇所もありますが見えない所や高い場所に注油するのは危険なので専門業者に依頼するのがいいです。

その他の原因

ガイドレール内に障害物やゴミが溜まっている場合。

風が多い所などではゴミが内部に溜まってしまい開閉時ににゴミも一緒に巻き上げてしまう事があります。

そのためゴミが内部に溜まってしまい開閉の障害になってがしまう事が少なからずあります。

吊元の破損

吊元とはシャフトとスラットを繋ぐ部品の事です。

吊元はボルトで繋がれているのでボルトが緩んでしまったり吊元が破損するとシャッターが上手く巻き上がっていきません。

そのため重く感じてしまいます。

まとめ

手動シャッターは防犯性も高くてとても便利ですが年々使っていると不具合も起きてきます。

特に開閉動作の不具合が多いです。

日々使っていると重くなってきたなどの症状がよくわかります。

・スプリングシャフト(バネ)の劣化

・スラットが原因

・錆び

など色々な原因があります。

日々メンテナンス・点検を行うだけでも解消される事もあります。

・注油

・清掃

普段から気にかけてやっていれば長く使えます。

(*高い所や危険な場合は辞めましょう)

それでも解消されない場合は調整で直るのか交換するのかを専門業者に依頼するのがいいです。

後は、手動シャッターの一部残して電動シャッターに交換する事もできます。

手動シャッターより値段は高くなりますが開閉時の労力は減ります。

 

株式会社エースシャッター

株式会社エースシャッターとは荒川区にあるシャッター専門業者です。

従業員は小人数ではありますがメンテナンス・点検・修理・交換・新設とシャッター全般を請けております。

今回の記事のようにシャッターが重いからどうしたらいいのか?という依頼も多々請けており状況に応じて調整や交換を行っております。

お客様にわかりやすく。

故障・破損をしてない部分を再利用できるのか。

シャッターが長く使えるようにと日々努めております。

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