軽量シャッターに起こるトラブルと対処方法

軽量シャッターに起こりうるトラブル

シャッターには軽量・重量があります。(メーカーによっては中量もあります。)

その中でもよく目にするのが手動式の軽量シャッターです。

車庫・店舗・倉庫などに設置されています。

比較的毎日使うので安全に快適に使いたいですよね。

でも、長年使っているとどこかしら不具合が起きてしまいます。

どんな不具合が起きるのか?

不具合が起きた時どうすればいいのか?

長く安全に快適に使うのにはどうすればいいのか?

今回は手動式の軽量シャッターについて色々解説していきたいと思います。

 

手動式軽量シャッター

まず初めに軽量シャッターとはどんななのか。

軽量シャッターには手動式・電動式があります。

今回はよく使われている手動式軽量シャッターについて説明いたします。

シャッターを設置する目的は開口部を雨や風から守ってくれる事や防音・防犯目的が多いです。

シャッターがない所だと外部からのゴミなどが侵入しやすく防犯面も不安です。

見た目

・シャッターの面の部分が長い板が蛇腹状に連なっている。

 めくらになっているため中は見えません。

・シャッターの面の部分がパイプで出来ています。

 めくらではないので中が見えてしまうので防犯面は落ちます。

・鍵がついており施錠が可能

・手掛け付き

設置場所

主に間口が大きくない所に設置されています。

シャッターはオーダーメイドですが収まるサイズには上限があります。

軽量シャッターは間口が大きくなりすぎた場合設置が出来なくなってしまう場合があります。

使い方

手掛けが付いているので手で上げ下げします。

後は付属のフック棒を使って上げ下げします。

価格

料金は施工場所や高さ・幅によっても価格は変わってきます。

はっきりとした料金は出せませんがシャッターの中でも一番価格は抑えられます。

電動シャッターとは違い電気系統を使っていないのでその分のコストが減ると考えてよいでしょう。

起こりうる故障・トラブル

どんなシャッターでも故障・トラブルは起こりうるものです。

故障・トラブルの度合いによって修理で収まるのか、交換するのかも変わってきます。

これから新規に設置する方も設置してからの故障・トラブルを想定して頂きご検討ください。

弊社に最も多い原因をいくつか紹介していと思います。

・重い

シャッターを使っていて一番多い不具合は重いという相談です。

重い原因はまず初めに、スプリングの不具合が原因と考えられます。

スプリングの主な原因は経年劣化が主です。

スプリングはシャッターケースに収まっているので外からでは見えません。

設置してから年数が経っていればスプリングの弱りが大いに考えられますので交換が好ましいのです。

他の改善策は見た感じ錆びもなくスプリングのへたりがなければ巻き直しという方法でも改善される場合があります。

次に多いのが潤滑油不足です。

油が不足してしまったら上げ下げする時に摩擦が大きくなってしまい重たく感じてしまいます。

油不足が原因の場合には注油する事により症状が改善される場合があります。

スラットがブラケットに干渉している場合。

ブラケットとはスプリングシャフトを支える部品です。

巻かれていくときにスラットが干渉してしまうと重く感じてしまいます。

原因としてスラットが横にズレてしまう事によって干渉してしまいます。

大半はズレを直す事により改善されます。

・開閉できない

開閉が出来ない状態は様々な原因が考えられます。

錆びや異物があると開閉がしにくく開閉できない事もあります。

錆びの場合錆びを取り除くか錆びている部品を交換する事により改善されます。

どこかが変形していて開閉が困難になっている場合です。

スラットやガイド口が変形してしまうとスムーズに開閉が行えません。

変形箇所を直す事によってスムーズに開閉が行えます。

スプリングシャフト・吊元の破損や変形やボルトの緩みが原因の場合。

スプリングシャフトはシャッターの開閉時に巻き上げ巻かれていく部分です。

吊元とはシャッターの面の部分とスプリングシャフトを繋ぐ部分です。

この二か所が破損していたり折れていたりすれば開閉が出来ません。

ボルトの緩みの場合には締め直せばいいのですが破損などしている場合には交換した方がいい良いでしょう。

・引っかかる

シャッターの開閉時に引っかかりを感じる場合。

鍵をかけたまま開けてしまい閉鎖時に引っかかることが多々あります。

鍵はスラットに付いているので左右にどちらかにズレていれば施錠されていても開くことがあります。

鍵が半分開いている場合やその逆も同じです。

鍵が施錠されているのかされていないのか確認してから開閉しましょう。

もし気づかず開閉して引っかかってしまったら専門業者に依頼しましょう。

スラットやガイド口の変形です。

変形していると本来の開閉動作に不具合が起きてしまうので引っかかりを感じる事があります。

変形箇所を改善する事によってスムーズに開閉が行えます。

このように様々な不具合のパターンがあります。

 

シャッターはあくまでも消耗品だと思って頂いた方がいい商品です。

なので、長年使っているとどこかしらに不具合が起きてしまいます。

しかし、同じような時期に設置したシャッターでも使い方によっては長く持つ事もあります。

シャッターを長く使うには

シャッターを長く快適に使うには日々の使い方・点検・メンテナンスです。

これらの事を行う事により長く快適に使えます。

正しいシャッターの開閉の仕方。

どこか不具合や破損がないか。

破損があった場合には使わずに専門業者に依頼しましょう。

まとめ

シャッターには色々な不具合が出てきます。

不具合を感じた時に使い続けるのではなく早めに対処する事によって部分交換や費用も抑えられます。

無理に使い続けてしまう事によって悪化してしまう事もあるので注意が必要です。

それに、その時その時に適切な対処する事によって安全により長くお使いいただけます。

 

 

株式会社エースシャッターは荒川区にある専門業者です。

修理・メンテナンス・新設などシャッター全般を行う事ができます。

今あるものを長く安全に快適にお使い頂けるよに日々努めております。

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